2010年3月3日水曜日

東証「arrowhead」は順調

冬季五輪と「あの開発プロジェクト」に見る4年間の重さ IT PRO

東証の新システムが「arrowhead」 を稼動してから、2ヶ月が過ぎ、いまのところ、順調だそうだ。金メダルかどうかは分からないが、富士通の社運をかけたプロジェクトだけに、関係者もほっとしているかもしれない(現場の人間はおちおち夜も眠れないかもしれないが)。

富士通のプレスリリースでも説明があるように、システムの中核をなすのは、基幹IAサーバ「PRIMEQUEST」 である。 2005年に登場したPRIMEQUESTは、富士通の顔となるよう期待されていたIAサーバであるが、その後、UNIXサーバSPARC Enterpriseや、小型IAサーバPRIMERGYのほうが注目されるようになり、最近その存在感が小さくなっていただけに、今回の成功例は今後、PRIMEQUESTが勢いを盛り返すための起爆剤となりうるのではないだろうか。

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